この本を貸してくれたのは、昔のバイトの人だった。
草野マサムネににた、ステキな人で、
でもあたしは借りたままバイトクビになったので、
いまもずっとあたしの手元にこの本はあるんだ。
今日は、途中まで読んでいたので、続きをひらいてみた。

男に依存する女タチ。
あたしは最初、なぜかしらないけど
田口ランディって男だと思ってた。
だけど、こんな、女性の内側の内側、
男の人でかけるわけないよな!?と思った。

流産してしまった主人公、
その相手の男の無神経さ、
すごくよくわかる。
水子供養の帰りに立ち寄ったお好み焼きやで、
足を愛撫する男のめちゃくちゃさ。
でもそういうのは、共通して、あると思う。

あたしは、妊娠したトモダチが、
おろしたあとも、そいつとセックスすると思うと、
ぞっとする。かつての自分がキモチワルイ。

なんだかとにかく、ポロポロ泣ける本だった。

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