あたしのどうしようもなさはどうしよう?
深刻で最悪な事態も笑い事みたいにしちゃう。
だからずっとずっとネタみたいな人生なんだと、思う。
あえて選んでいるのかな?
ほんとはもう男なんていいっていつも言うのに、思うのに、
なのに中途半端に信じるからいけないんだ…
信じきれないなら信じなければいい。
信じさせてくれなんて自分のワガママだ。
でもそんな弱い部分をだれもが持ってる。りおたんも。
そんな彼の弱い姿がやきついている…

昨日りおたんに会って、さすがに自分から手をつなぐことも、
触れることもできなかった。
あたしは、うそをつきつづけて一緒にいることを諦めた。
すべて話して、スッキリしたかった。
嘘は墓場まで持っていかなくてはいけないが、
あたしには嘘が重すぎて寿命が縮む思いだった。
それでもいっしょに居たかった。嘘をつきつづけた。

だけど、昨日の偶然の出会いによるえっちのみが、
彼への裏切りだとあたしは思っていた。
付き合っているときは、そのときだけだもの。
あたしの「正しいこと」はおかしい。
りおたんの言うことはただしい。

りおたんは、すべて許すと言った。それが、嬉しかった。
本気で怒っていたけど、信じたいと言った。
ほんとにもう裏切らないならと。
そしていつもどおり「相手の男に会わせろ」となり、
三人の男性に電話することになった。
一人は、りおたんの学校の友達だった。
友達二人と、あたしとりおたんで会うハメになり。
あたしはそこで、二人からばかにされ、
敬遠されていたことをしった〜ショック!!
(つづく)

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